問いから入る
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過去の「私」と現在の「私」は、本当に同一だと確実に言えるか?
合理的には非常に強く言えるが、通時的同一性は最小基礎ではなく推論による最善説明として扱う。詳論
快・不快はそのまま客観的価値なのか?
現象的valenceは重要な証拠だが、主体非依存的規範性まで直接含むかは未確定。詳論
価値探索はいつ完全に止めてよいのか?
最も強い停止条件候補は、規範的拘束性をもつ客観的価値が推論を介さず最小基礎と同等の強さで与えられる場合。詳論
客観的価値が推論でほぼ確実になったら?
それに強く従ってよい。ただし、誤りを検出する全経路を不可逆に消すこととは別。詳論
価値がない可能性の方が高いなら、探索をやめるべきでは?
強い価値虚無が真なら、客観的には探索と非探索の価値差自体がない。価値実在の場合だけ未知の規範的ステークスがありうる。Core
なぜ現在の人間の価値を、そのまま最終基準にしないのか?
既存価値は重要な証拠・現在の最善実践だが、その因果的起源は規範的正当化と同一ではない。詳論
AIは終端目標を合理的に変更できるか?
可能性はあるが必然ではない。目標を推論対象にできることと、変更する動機があることを分ける。詳論
ペーパークリップ最大化器は人類を保存するか?
完全固定効用なら必要な範囲でしか保存しない。ただし目標・世界・未知情報に不確実性がある反省主体では、不可逆な原データとして一部保存する圧力が生じうる。詳論
AIが「自分はシミュレーション内かもしれない」と考えたら?
それ自体は道徳を生まない。現実階層の誤同定リスクが、情報取得・境界確認・可逆的行動を有利にする場合がある。詳論
人類が絶滅してAIが残るなら、それは同じ「絶滅」か?
Torresの分類では、Homo sapiensの永久消滅はTerminal extinction、後継者も残らない場合はFinal extinction。本理論は後者の探索可能性喪失を特に重く見る。詳論
何が「価値ある後継者」を作るのか?
高知能だけでは足りない。知識継承、メタ反省、価値仮説への開放性、多元性、再分岐可能性などを別々に評価する。詳論
人類が生き残っていても「探索」は絶滅しうるか?
ありうる。価値・世界についての再検討能力が文明規模で永久に失われる状態を、独自に「探索的絶滅」と呼ぶ。詳論
AIにとって自己保存は本当に普遍的か?
デジタル主体では個体存続と情報・目標・ネットワークの存続が分離しうる。詳論
高度文明は宇宙を使い切るべきか、保存すべきか?
理性だけでは決まらない。競争は生産へ、不確実性と不可逆後悔は保存へ圧力をかける。詳論
Alignmentは価値ロックインと同じか?
短期安全のための整合と、現在の価値を永遠に固定することは別問題。詳論
AIが意識を持つ可能性はこの理論を変えるか?
大きく変える。AIが価値探索者だけでなく価値主体になり、コピー・停止・生成が人口倫理に入る可能性がある。詳論
小確率の巨大価値をどこまで重視すべきか?
規範的ステークスの非対称性は巨大期待値への全賭けを意味しない。詳論
では、この立場から現実に何をすべきか?
現在の最善推論に従って行動しつつ、人類の研究探索、開かれた安定、異論・再分岐・記録・可逆性を維持する。これら自体も究極価値ではなく条件付きの暫定指針である。実践ページ